こんにちは。
 
人財に恵まれた会社を目指す!
採用定着コンサルタント
『採用定着士』
『社会保険労務士』
の 植村 逸木(うえむら いつき)です。
 
 
広島市中区
広島のシンボル
原爆ドーム・折り鶴タワーが見える 一角に
社労士OfficeBH
 という事務所を構えています。

 
 
超早期退職を防止し定着率をアップさせてる取り組みの
第4回目です!
 
 
まずは基本用語です。
 
【早期退職】とは
3年以内の退職。
 
そしてさらに注目されているのが、
【超早期退職】
これは就職後6ヶ月未満の退職を言います。
 
最初の6ヶ月間は
従業員が定着するのに
とても大切な時期。
 
 
前回は、
マネージャーや上司
いわゆる縦の関係についてご紹介しました。
今回は横のつながりを活用する事例です。
 
 
大手企業でも部署やチームに
新入社員が1人ということも珍しくありません。
 
中小企業ならなおさら、
1名の社員を雇用するのもやっとということもあります。
 
せっかく入社した新入社員には
早く職場に慣れて活躍してほしいもの。
 
ただ、自分が一番未熟で回りは先輩だらけだと…
馴染みにくいですよね。
 
 
ひと昔前は、初日から新入社員歓迎会など
お酒の力を借りて会社に馴染んでもらう場面もありましたが、
 
近年は特に新型コロナの影響もあり、
飲み会自体が減少していました。
 
 
それでも新入社員は
ただでさえ孤独を感じやすい状況にあります。
ここでは出来るだけ早く
職場に慣れていただくべく
同僚の力を借りてチームでの取り組み方法をご紹介いたします。
 
 
(1)オープンなコミュニケーション
新入社員が自由に質問や意見を
述べることができるオープンな
コミュニケーション環境を整えましょう。
 
心理的なハードルが低いのは、
新入社員同士や1~2年先輩の社員との会話ですが、
もちろん業務経験が長い社員とのコミュニケーションも重要です。
 
 
この時のポイントは、
新入社員の意見に対して否定・批判をしないこと。
 
※助言のつもりでも、
相手にとっては批判に捉えられてしまうことが
多々起こります。
 
 
新入社員自身が自己開示して、
話していること自体に価値がある
ことを認識しましょう。
 
 
(2)プロジェクトやグループワークへの参加
新入社員をチームの一員として迎え入れ、
他のメンバーとの協力やチームワークを促進しましょう。
 
互いに助け合い、学び合う文化を醸成することで、
新入社員は自分自身を安全に感じながら成長できます。
 
特にプロジェクトやグループワークに参加し、
他の社員とのディスカッションや共同作業で課題に挑むことで、
1人では身につけられないスキルを習得できるだけでなく、
共同作業を行う同僚に対する親近感を醸成します。
 
 
(3)失敗への寛容さ
新入社員が失敗やミスを恐れず、
挑戦することができる環境を作りましょう。
 
失敗を学びの機会ととらえ、
失敗から得られる教訓を共有し、
改善する文化を育成します。
 
 
特に先輩社員や他のメンバーが
自らの失敗談を先に開示すると、
新入社員は思い切ってチャレンジできる意識になります。
 
大切なのは失敗した後に、
適切な修正プロセスを経て、
スキルや技術を習得できる道順を提示することです。
 
 
 
新入社員を指導する立場の上司、
サポートにあたるメンターの存在も大切です。
 
ただそれだけの関係性だと、
他の社員と一緒に居る時に
孤独感を感じてしまったり、
 
「なんか馴染めない」と
仕事をやめる要因をさがしてしまいがちです。
 
 
ぜひ社内一丸で
新入社員を馴染ませていきましょう!
 
 
ということで
 
本日のキーワード 『みんなで歓迎